この度、兵庫県、加東市で活動されている「社(やしろ)播州音頭踊り保存会」と、「東条播州音頭踊り保存会」、そして私達「京極WORKS」が共同で行うプロジェクト、
「社(やしろ)・東条を中心とした播州音頭(ばんしゅうおんど)踊りの継承と発信プロジェクト」
が、公益財団法人 京都市芸術文化協会の公募している「伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム」に採択されました!
このプログラムは毎年、全国で活動されている伝統芸能団体を支援するもので、京都市と京都芸術センター内に事務局のある、伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(通称TARO)が共同で、その年の採択団体と共に行うプログラムです。
これから約二年間かけて、高齢化と継承者不足で失われつつある、兵庫県 播州地方に伝わる民俗芸能、「播州音頭踊り」の音声と映像によるアーカイブと、新たな継承者を育成するために、ワークショップを行ったり、冊子やPR映像を作成して行きます。
京極WORKSと社播州音頭踊り保存会は、2019年に京極が兵庫県加東市で加東文化振興財団が主催する、地域の伝統芸能発表会『新緑の宴』の総合演出を務めさせていただ時に出会いました。
そこから毎年関わらせていく中で私達は播州音頭踊りの魅力を知り、やがて東条播州音頭踊り保存会の皆さんとも出会い、ダンスと伝統芸能、近そうで遠い両者が歩み寄って行った結果、今回のプロジェクトが立ち上がりました。
その詳しい経緯は、今月14日に更新された、『noteで展開するWebマガジン「わたしと演劇とその周辺」』に連載されている京極の記事に書かれています。
ぜひご一読いただき、今後もこのプロジェクトを応援して頂ければと思います!
それを踊りと呼べるまで⑧ 「おせっかい」を踊りと呼べるまで ~播州音頭踊り活性化プロジェクト~
余談ですが、今回の「伝統芸能文化復元・活性化共同プログラム」審査員の中の一人、小林昌廣さんは、京極が京都の大学時代に授業を受けていた教授でした!縁というものは不思議なものですね!
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