ステージナタリー 動画コラム「からだは正直〜わたしの日々の磨き方〜vol.9 寄稿

京極朋彦 プロフィール

京極 朋彦(キョウゴク トモヒコ)ダンサー・振付家・演出家

京極朋彦ダンス企画主宰。2007年、京都造形芸術大学、映像・舞台芸術学科、舞台芸術コース卒業制作が学長賞を受賞。

卒業後国内の振付家の作品に出演。自身が振付、出演するソロダンス『カイロー』を2010年初演から5か国11都市で上演。

2012年からダンスショーケース「KYOTO DANCE CREATION」を京都アトリエ劇研の共催事業として3年間プロデュース。

2015年、平成27年度 文化庁新進芸術家海外派遣事業、研修員としてウィーンにて研修。 同年ウィーンのダンスフェスティバルfifoo programのレジデンスアーティストとして招聘され、現地ダンサーと共に製作、発表。

2016年Mexico City First International Contemporary Dance Festival 2016に招聘。

2017年Artist-in-Residence Program KAC(京都芸術センター)×SDC(ソウルダンスセンター)に選出されSeoul Dance Centerに約二か月滞在し、現地ダンサーと共に新作を創作、発表。

2018年 東京芸術祭 APAF(アジアパフォーミングアーツフォーラム)国際共同ワークショップ演出家に選出されアジア4か国のダンサー、俳優と共に作品を創作、東京芸術劇場にて発表。翌年、同企画APAF Exhibitionにてフィリピンの演出家との共同演出で、アジア5か国の出演者と共に新作『ASIA/ N/ EES/ES』を発表。京極がフィリピン大学と国際交流基金マニラが共同開催した国際会議「The Rhetoric of Creative Partnership: Conversations on Cross-Cultural Artistic Exchanges」に、ゲストスピーカーとして招聘された際に、同作品の抜粋上演を行った。

2019 Seoul Dance Center Residency レジデンスアーティストとしてソウルに二週間滞在。現地ダンサーと共に韓国伝統舞踊のリサーチを行い、リサーチ過程を発表。

穂の国とよはし芸術劇場PLAT 「ダンス・レジデンス2020」レジデンスアーティスト。

一般の参加者を対象にしたワークショップシリーズ「身体能力向上委員会」をはじめYOKOHAMA ART PLATFORMのコーディネートによる小、中学校でのダンスワークショップや城西国際大学 福祉総合学科での特別授業、京都市、東山青少年活動センター主催の“演劇ビギナーズユニット”で講師を務めるなど、ワークショップ講師としても活動。

2017年、兵庫県の過疎地域に移住し、地域の幼稚園や高校で授業を担当するなど、地域と芸術を繋ぐ活動を展開している。

映像資料リンク

・“DUAL” choreographed by TOMOHIKO KYOGOKU (20min)

・【豊岡演劇祭2020 フリンジ】京極朋彦ダンス企画 『竹野町 猫町ウォーキング』

・Seoul Dance Residency 日韓共同リサーチ「韓国伝統舞踊“ハンリャンム”のリサーチ」(23min)

・「PEEPSHOW~アーティストの素顔を覗き見る」 vol.5 京極朋彦アーティストインタビュー&新作『DUAL Peep Show Edition』

<京極朋彦 学校・教育・福祉関係 履歴>

2013年    

・京都にて年齢制限のない⼀般参加者と共に体を動かすワークショップ「⾝体能⼒向上委員会」を定期開催     

・NPO法⼈YOKOHAMAARTPLATFORMのコーディネートで、横浜の⼩学校にて、校歌を元に振付を作る授業を⼩学三年⽣、四年⽣を対象に⾏う

・京都市唯⼀の村、南⼭城村にて⾏われた夏のアートキャンプにて5歳から70歳までの参加者と俳優、演出家と共に絵本「もりのなか」を元にした野外劇を創作

2014年   

・NPO法⼈YOKOHAMA ART PLATFORMのコーディネートで、横浜の中学三年⽣を対象にダンス観賞とダンスを⽣かしたコミュニケーションの授業を⾏う

・運営会社アースキッズスタジオそらにて、発達障害児の療育、児童発達⽀援、放課後デイサービス業務を⾏う。

(2018年3月まで在籍、11月より株式会社ホープリッジ イリス成城スタジオに移動し、現在も勤務継続中)

2016年    

・麗澤⼤学異⽂化コミュニケーション学会に招かれ⼤学教授、教育者を対象にダンスを⽣かしたコミュニケーションワークショップを⾏う(2017年も継続)

2017年    

・城⻄国際⼤学 福祉総合学科の学⽣に向けてダンスを⽣かしたコミュニケーションの特別授業を⾏う

・兵庫県 神崎郡 神河町に移住。

2019年     

・神河町立 寺前幼稚園、兵庫県立神崎高等学校の非常勤講師としてダンスコミュニケーションの授業を担当。

2020年  

・ダンサー・振付家の伊東歌織(京極歌織)と共に、ダンスやアートと地域の健康福祉を掛け合わせた活動の母体として「京極WORKS」を立ち上げる。

・兵庫県神河町 健康福祉課と神河町ケーブルテレビネットワークの協力の元、コロナ自粛で外出できず、運動不足になりがちな子供達、親たちのための運動あそび動画「おうちからだあそび」を配信。神戸新聞に活動が掲載。

京極朋彦に出来ること

ダンスを通したコミュニケーション教育

ダンスを通して世界を旅してきた経験を生かして、子供から大人まで、様々な立場の人と関わり、今までに「校歌に振付してみよう!」「絵本の世界を踊ってみよう」など個性的なクラスを展開してきました。

発達障がい児の運動療育

ダンサー・振付家でありながら、発達支援教育士の資格と、発達障がい児の運動療育での現場経験を持ち、専門的な権限はないが、一般的な療育士や教員とは異なる発想でコミュニケーションの本質に触れる授業を行ってきました。

基本的な運動指導

ダンスの経験を活かした、体と頭の使い方を指導できます。

かけっこ、球技、縄跳び、マット運動等の小学校体育科目にも対応。